PUYEY 5th season 日田公演
作・演出:高野桂子 音楽:五島真澄
出演:高野桂子 五島真澄 隠塚詩織 松永檀 森川松洋(バカボンド座) 森唯美(劇団言魂)
ほんとうの声を出すのです。
人間のネガティブエネルギーを下げるためにおんたろうが降り立った場所は…小学校?!
「ほんとうの声」をおんたろうと探していく教師や子どもたちの姿を描き、
北九州で大好評の演劇作品がPUYEY代表・高野の故郷、日田に凱旋!
出演者変更のお知らせ
PUYEY 5th season「おんたろうズ」日田公演では、早浪純役・手嶋萌さんの出演を見送り、三股公演に引き続き劇団言魂に所属の森唯美さんが出演します。手嶋さんの役・早浪純を高野桂子が務め、高野の役・藤岡花を森さんが務めます。
手嶋さんは現在、体調回復に努めていますが、適切な治療方法を選択するには検査を重ねる時間が必要な状況です。日田公演が今月末に控えている状況も鑑み、PUYEYとしては手嶋さんに治療に専念してもらいたいという意向をご本人に伝えました。そして手嶋さんからの同意を得て、今回の出演者変更の発表に至りました。
日田公演でも、手嶋さんの想いも込めて「おんたろうズ」をおとどけできるように取り組んでまいります。
勝手ながら皆様のご理解と応援を賜りますようお願い申し上げます。
2023 年 11 月 16 日
PUYEY 高野桂子・五島真澄
私の大切なふるさと、日田!
『おんたろうズ』は大人も子どもも元気になれる作品なので日田にいるみんなに観てもらいたい!
会場のパトリア日田も、木の匂いのする素敵な劇場。
ちなみにパトリアは「故郷」という意味です。
おんたろう達と一緒に里帰り!楽しみです。
PUYEY 高野桂子
会場:日田市民文化会館「パトリア日田」
小ホール
大分県日田市三本松1丁目8-11
電車:JR日田駅から徒歩約7分
高速バス:日田バスセンターから徒歩約7分
福岡(天神)から約1時間20分
福岡空港から約1時間12分
JR長崎駅から約2時間20分
市内循環バス:ひたはしり号
Aコース(緑色)「パトリア前」下車すぐ
Bコース(青色)「中央通り」徒歩5分
Cコース(橙色)「三本松」徒歩1分
出演
森 唯美
(劇団言魂)
俳優。福岡県北九州市出身。高校から演劇から声優に興味を持ち、専門学校九州ビジュアルアーツ(声優学科)へ入学。卒業後、オーディションを経て劇団言魂へ所属し、「声の聴こえる」、「遊星S」、「星の時間」、「きたいしたい」などに出演。外部出演作として、モノクロラセンpresents「衝突と分裂、あるいは融合」(演出:黒澤世莉)、甘棠館Show劇場二十周年記念演劇フェスティバル「想ひ出は虚を累ねて花披く」(演出:川口大樹)、とみぃさんぷれぜんつproduce「IN HER TWENTIES」(演出:上野友之)などがある。PUYEYの作品には今回初めて出演する。
当初出演予定の手嶋萌は体調不良により日田公演は降板することになりました。
舞台美術:森田正憲(株式会社 F.G.S.) 舞台監督:緒方一典(株式会社 F.G.S.)
照明:岩田守(有限会社 SAM) 音響:横田奈王子(有限会社 九州音響システム)
衣装:服のよろず屋よこしま屋 宣伝美術:加茂慶太郎
演出助手:菅本千尋(演劇空間ロッカクナット) 制作:菅原力
主催・企画制作:PUYEY
後援:日田市、日田市教育委員会
協力:日田市民ミュージカル実行委員会、シバイエンジン
助成:芸術文化振興基金助成事業
応援コメントいただきました!(北九州公演より・順不同・敬称略)
永井 愛(劇作家・演出家・二兎社主宰)
昨年の「劇トツ×20分」で、九州にはイキのいい劇団がたくさんあることを知りました。中でもPUYEYの『おんたろう』は、観客に最も愛された作品です。
セクハラやモラハラをついつい我慢しがちな女性の前に「おんたろう」が現れて、小さな気づきをもたらしてくれる。「そんなこと、あり得ないよ」と笑いながら、小さな気づきが人間の行動を変えてゆくことは、リアリティーをもって受け止められたんじゃないでしょうか。
今度は「おんたろう」が小学校に出没するとのこと。いいですね、今最も行ってほしい場所です。「おんたろう」の、ゆる~い力がもたらす変化に期待しています。
ケッチ(元が〜まるちょば・赤モヒカン)
PUYEYの舞台はとても豊か。
「聞こえない会話も」見せてくれ、
「聞こえない声でも」話しかけてくれる。
有門正太郎(演出家・俳優・劇作家・有門正太郎プレゼンツ主宰)
PUYEYの作品って一見すると元気よい作品のイメージがあるのだけど、その奥底に孤独や寂しさそして人が大切に閉まっている部分を刺激する様な、糖衣錠のような作品だよなぁと思う。それはPUYEYの2人しか出せない世界観。劇凸で優勝した作品なら尚おすすめ出来る。
老若男女に楽しめるように工夫されてる事もおすすめのポイントです。
以前、息子もPUYEYに出演させて頂きました。その節はありがとうございました。皆さん、観にいかれよ❗️
川崎 優(タレント)
PUYEYさんの舞台で、生まれて初めて『一人芝居』を見て「...すごい!こんなに面白いのか!」と驚き。お芝居、動き、音楽、シンプルな照明だけで目が釘付けになりました。クスッと笑えて、気持ちを代弁してくれる。重たくなく、でもメッセージ性がしっかりとある。観た人に前向きな何かを必ず残してくれるのだろうな…と素人ながら感じました。
今回の、『おんたろうズ』を私もいちファンとして楽しみにしております。
荒木宏志(劇団ヒロシ軍代表)
気がつけば、PUYEYと知り合って5年経つ。はえ〜!
気がつけば、PUYEYが劇トツ優勝で北九公演。はえ〜!
劇場公演はほんと大変だけど、いつものPUYEYらしい僕たちに寄り添ってくれる作品を期待してます。
プイェェェェェェイ!
相内唯史
(インディペンデントシアター劇場プロデューサー・
最強の一人芝居フェス「INDEPENDENT」プロデューサー)
PUYEYの作品には、社会的なまなざしや問題意識がさらりと編み込まれている。声高にメッセージを叫ぶわけではないから、普通に物語として楽しんで、くすっと笑って、観終わったら温かい気持ちになって「明日から少し気にしてみよう」とちょっと優しくなれる、そんな温度感。作風もだけどきっと二人の醸し出す空気感がそれをつくっているんだろうなぁ。どんな場所もホームに変えてしまう二人の今回は劇場公演をお楽しみ下さい。
永山智行(劇団こふく劇場代表)
「軽やか」という言葉について考えている。「軽やか」はただの「軽い」とは違う。そこには確かに重力があり、それをどうしようもなく感じているからこそ、どうにかしてひっくり返してやろうとする子どものような魂胆にあふれたものが「軽やか」には宿っているような気がする。
PUYEYのことについて書こうとしていたのだった。思い浮かぶのは、けちゃ(高野桂子)の笑顔と、マッスィー(五島真澄)のまっすぐなまなざしだ。そしてそれこそが「軽やか」の代表的な用例であるような気がする。
田上 豊(劇作家・演出家・田上パル主宰)
五島真澄くんこと、マッスィーとは2018年の冬に北九州芸術劇場プロデュース『せなに泣く』でご一緒させて頂きました。当時はヒロシ軍の荒木宏志くんが「劇トツ」のチャンピオンでしたが、あれから4年後にマッスィーのいるPUYEYが王者になるとはなんとも感慨深いです。恐縮ながらPUYEYの作品は未見なのですが、エアロビのコンビみたいな写真はネットで見たことがあります。ってか、どんな作品なのよ(笑)この未知な雰囲気にマッスィーの繊細でロックな感じはどう作用するのでしょうか。みなさんに是非目撃していただいて、今度教えてください。
若宮ハル(若宮計画 代表)
PUYEYさんのパフォーマンスは、いつだって観客を楽しませてくれる工夫が張り巡らされていて、その基盤は高野さんと五島さんのやさしさで出来ているように思います。
それは私たちが生活をしていく上で、どうしようもなく日々増えていく、小さな擦り傷を労って貰えているようなやさしさです。そんなやさしさが、おんたろう達を通して綿毛のように広がり、観客一人一人の心に根付いていくことを楽しみにしています。
守田慎之介(演劇関係いすと校舎代表、北九州芸術劇場ローカルディレクター)
あっちこっちに飛び回ってるPUYEYが、今度は北九州にやって来る!!って感じちゃうぐらい、フットワーク軽くクルクルと色んな場所で活躍してる二人。そういう生き方もあるよなー、そういうのもいいよなー、って思わせてくれる二人。
そんな気がいい二人が気がいい仲間とつくる、気がいいだけじゃ終わらせない「おんたろうズ」。楽しみです。北九州で待ってますー。
穴迫信一(劇作家・演出家)
けちゃとマッスィーとは出会ってもう10年近く経ちますが、2人の正直でポジティブな人柄にいつも憧れています。
直近の作品では『ハッピーロスタイム』を拝見して、高野桂子(けちゃ)という俳優が生き生きと炸裂していて、観たかったものだ!と感動しました。
マッスィーの丁寧な演出もこだわりを至る所に感じられ、本作品の成果は2人のこれまでの恊働の賜物なのだと嬉しくなりました。
そんな信頼できるアーティストユニットPUYEYの新作が『おんたろうズ』だそうです。2人が北九州芸術劇場へ何を仕掛けるのかとても楽しみです!
森 温子
(「イノチノコト、忘れてはいけない物語」実行委員会・博多うまか遊び庵女将)
お2人にお会いしたのは2021年の秋。野坂昭如作「戦争童話集」の朗読劇に、まともなギャラもないのに果敢にメンバーになって下さった。
”綿帽子”という名のとおり、「いろんな所にいけて楽しいんです。」とはケチャさん。お2人のもてる頭と身体をまるごとフル稼働させて、ふわふわ漂う。人の心に寄り添いながらガッツリととりこにする。そんな風にまき込んだまんま『世界』が産まれていくのね。
あ~あ面白いわね。これからどんな風に変貌していくのか。それも見続けてみたいなあ~~。
多田淳之介(演出家・東京デスロック主宰)
メンバーの五島さんとはワークショップを一緒にやったり作品に出てもらったりしていて、彼の考えや活動の一端を見ると、今来ているPUYEYの波は色んな人や場所に届き、寄り添える波なんだと思います。ぜひ演劇が好きな人だけじゃなくて、映画や音楽や本やファッション好きも誘って、劇場に押し寄せてください。この公演がPUYEYはじめ九州の皆さんの更なる活躍を生む波になることを願っています!ビバ!PUYEY!
大堀久美子(編集者・ライター)
日本一、町の人に愛されている宮崎県三股町の演劇祭「まちドラ!」に、五島真澄デザインのグッズと、高野桂子の実家青果店タイアップ商品を持ち込んで売りさばき、新コーナー「売るドラ」を立ち上げたのはPUYEYだ。
兵庫県の『豊岡演劇祭2022』で、町の人以上に町の深掘り体験ができる観客参加型作品『today in 出石』を滞在制作し、特別なホッコリを味わわせてくれたのもPUYEYだ。
ホームが何処かわからなくなるほど、あちこちで出会うPUYEY。ノリや勢いの裏に“ちゃんとした”想いと考えがある二人組(制作の菅原さんも良いキャラです)は、これからもグイグイと自分たちの道を切り拓き歩むに違いない。
表 智之(北九州市漫画ミュージアム専門研究員)
昨年の「劇トツ×20分」でPUYEYの舞台を初めて拝見しました。公演時間もキャスト・スタッフの人数も限られる厳しいルールを、アイデアとメリハリで逆手に取った構成と演技が、演劇ならではの醍醐味だったと思います。「おんたろう」の物語は、日常の痛みを小さな勇気ではねのける痛快コメディ。笑いの中であたたかな励ましを受け取る一方で、自分も誰かを傷つけているのでは、と振り返らせる鋭さもあります。新作の小学校編、楽しみでなりません!
立山ひろみ
(劇作家・演出家・ニグリノーダ主宰・宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター)
PUYEYのお二人を紹介して頂いた時、ダンスをされてる方々です!と言われ、え、サイコーと思いました。その時三股の「まちドラ!」で二人が楽器を使ったり、音だけで紙芝居をやってて、え、サイコーと思いました。その後マッスィーに”ボルダリングする桃太郎”の役をやって貰い、最近はケチャに『神舞の庭』の少女役をお願いしたのでした。身体への関心や意識が高い事は素晴らしいと思います。九州にPUYEYが居てくれるのとても心づよいです。